マンションや賃貸住宅でも!ドアポストの防犯対策や防犯グッズをご紹介

賃貸住宅やマンション・アパートのドアポストは防犯対策が不可欠
「ドアポストにある郵便物を盗まれた」や「誰かにドアポストから室内を盗撮された」などドアポストを利用した犯罪は実際に起こっています。
本ページでは、そんなドアポストを利用した犯罪を防ぐ対策について解説していきます。
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ドアポストを使った犯罪被害やトラブルの例
犯罪被害から身を守るためには、過去の実例を知ることが有効です。
そこでまずは、ドアポストがあることで起きた犯罪被害・トラブルの例をご紹介します。
①郵便物を盗まれる

ドアポストの中に投函されている郵便物は、外から手を入れれば簡単につかむことが可能。
手紙や葉書には個人情報が記載されているため、より深刻な犯罪の被害につながる恐れもあります。
②在宅や不在を確認される

ドアポストを開ければ会話や足音・テレビの音など、多少の生活音を聞くことができます。
これ自体がプライバシーの侵害になるのはもちろん、ドアポストから住人の在宅・不在をうかがい知ることが可能であることも分かります。
③「サムターン回し」による空き巣被害

ドアの内側から施錠するために回すツマミ部分を、サムターンと呼びます。
そして、特殊工具でサムターンを外側から操作し、鍵を開錠する空き巣手法が「サムターン回し」です。
ドアの隙間や覗き穴と同様に、サムターン回しの手法で狙われやすい場所こそドアポストになります。
④イタズラや盗撮の被害

スマートフォンや小型カメラを差し込むことで、室内の様子を盗撮する被害が各地で発生しています。
また、ドアポストに異物を入れられるなど暮らしの安心を脅かすもの行為が確認されています。
⑤すきま風や害虫の侵入

ドアポストから隙間風が吹き込んでくると、冷房や暖房などの効率が下がります。
また、ハエやゴキブリなどの害虫が入ってくるリスクもゼロではありません。
ドアポストの防犯対策を強化する方法
さまざまな危険と隣り合わせのドアポスト。
暮らしの安心を守るために、ここからは防犯対策の方法をご案内します。
外側からの対策
まずは、ドアポストの外側からできる防犯対策です。以下の方法はドアポストとは別でポストを設置する必要があります。
テープでドアポストを塞ぐ
今すぐでも実行できる対策は、テープでドアポストを塞ぐことです。
ガムテープや養生テープを使って、外からドアポストを塞ぐことで盗撮被害や害虫の侵入を防ぐことが出来ます。
防犯グッズでドアポストを塞ぐ
外側からドアポストにプレートを設置することで被害を未然に防げます。ネジで固定する商品も多いため、テープと違って簡単には外せません。
内側からの対策
対策 | イメージ | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
目隠しを設置する | ![]() |
外から様子が見えなくなる | 防犯性能的には低い |
簡易的な鍵を設置する | ![]() |
住宅に侵入されるリスクが減る | 後付けできないポストもある |
次に、ドアポストの内側から行う防犯対策です。外側よりも防犯性を向上させることが出来ます。
ドアポストに目隠しを取り付ける
すぐにできる対策は、内側のドアポストに「目隠し」を付ける事です。
具体的には、ドアポスト内側に開いている穴に新聞紙やチラシを貼ります。また、目隠し付きのドアポストも売っているので交換を検討しても良いかもしれません。
ドアポストに簡易的な鍵を設置する
ドアポスト内側に鍵をつければ、「サムターン回し」などの犯罪を防げる可能性が上がります。
南京錠やダイヤルロックなど簡易的な鍵でも十分に効果を発揮できるでしょう。
数百円で購入できるドアポストの防犯グッズ

次は、ドアポストの防犯対策を検討中の方にオススメなグッズを紹介します。すべて数百円で購入できます。
内側から固定して投函口をふさぐ郵便受けガード
プレート状の郵便受けガードは、外から投函することができなくなるため防犯性を高めることが出来ます。
室内側からの設置は簡単で、外側から取り外すのは困難です。
郵便受け箱に設置するダイヤル錠や南京錠

室内側の郵便受け箱に扉があるなら、その扉にダイヤル錠や南京錠などの鍵を付けるのも良いでしょう。
鍵を設置することで、カメラや工具など郵便物以外のものが入っても、奥まで差し込まれる心配がありません。
安価に設置できるドアポスト目隠し
投函の方向を下へ限定するように取り付けるタイプや、カゴ型になっている目隠しなど様々な商品があります。
他のアイテムとも組み合わせつつ、この目隠しを設置すれば、サムターン回しや盗撮被害を減らすのに一役買ってくれます。
賃貸住宅で防犯対策する際に注意すべきポイント
ここまで、防犯対策に効果的なグッズをいくつかご紹介しました。
賃貸住宅で防犯グッズを取り付ける際には、以下の3点に注意しましょう。
退去時には入居した時の状態に戻すのが原則

多くの賃貸住宅では、退去時は借りる前の状態に戻す「原状復帰義務」の取り決めをおこないます。
そのため、ドアポストに穴開け加工などを無断で行うと修理費用や交換費用を負担しなければなりません。
ドアポストや壁に穴を開ける場合には管理人に事前相談する
ドアポストや壁に加工を施す場合は、管理人や管理会社に相談しましょう。
あらかじめ相談しておくことで、退去時のトラブルやベストな防犯対策を提案してもらえるかもしれません。
ポストをふさぐと郵便物が投函できなくなる

ドアポストを塞ぐ場合は、別でポストを用意する必要があります。
戸建て住宅なら玄関先にポストを設置できますが、賃貸住宅の場合は共有部分に置くことになるので事前に管理人や管理会社に確認を取りましょう。
ドアポストの防犯対策もレスキューインフォがサポートします
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