南京錠の開け方・壊し方を解説！ダイヤル式などの裏ワザ的な方法も解説

今回はアルミ缶を使って開ける方法をご紹介します。南京錠のつるを差し込む部分を見ると、つるをロックしている部分があり、ここを無理やり引っ込めると鍵が開きます。

アルミ缶を縦2cm×横3cmほどにカットし、4等分するように横線を書きます。

真ん中の線から下に向かって縦線を書きます。この時、横に4等分になるように書くきます。

書いた縦線を使って、緩やかなM字を書いたら完了です。

M字に沿ってアルミ缶をカットします。

一番上の線に沿って山折りにします。

M字の真ん中の部分だけを残し、下の部分は山折りにして、M字以外の部分と一緒にします。

南京錠に加工したアルミ缶を差し込みます。差し込んだら、南京錠の内側に力を加えて開錠します。

つるにアルミ缶が入らなかったり、鍵が動かない場合は別の方法を試しましょう。

つるを引っ張りながら、ハンマーで南京錠の側面を叩きます。この時、ハンマーで手を叩かないように注意してください。

開かない場合はハンマーで南京錠を壊すことも検討しましょう。

つるが取れる部分に近い南京錠本体部分をハンマーで叩き、壊していきます。うまく壊すことができれば、南京錠を開けることができます。

鍵の内部には、ピンとシャーラインと呼ばれる内筒のラインが存在します。

ピックを使って内部のピンの高さを揃えることで、鍵が開きます。

安全ピンを2本用意し、1本はL字、もう1本は先端を少し曲げておきます。ピック代わりの安全ピンは、なるべくまっすぐにした方が奥のピンまで届きやすくなります。

L字の安全ピンを鍵穴に入れ、少し回した状態を作ります（テンションをかける）。

テンションをかけておかないと持ち上げたピンが落下してしまい、いつまでたっても正しい位置にピンが揃わなくなります。

テンションをかけた状態で、もう1本の安全ピンを使って鍵穴内のピンを揃えていきます。

ピンを持ち上げた時に軽く感じたら、正しい位置に揃っている証拠です。

すべてのピンが正しい位置に来ると、L字のピンが回り、鍵が開きます。

手間と時間はかかりますが、壊さずに開けられる方法として、全ての番号を試す手段があります。

3桁のダイヤル式南京錠だと1,000通りの数字があります。4桁だと10,000通りになり3時間ほどの時間がかかるため、3桁未満のダイヤル式南京錠の場合にお試しください。

ダイヤル式南京錠の中には、ダイヤルが浮いている製品もあります。ダイヤルをよく見ると、正しいダイヤルだけ少し違う作りの場合があるので、それを頼りに開けてみましょう。

見えにくい場合は、スマホのライトや虫眼鏡などを使うと良いです。

開錠ボタンを押しながら、番号のボタンを押すなどして数字を揃えます。開錠ボタンが押しやすくなったり、番号のボタンが押せなくなったりするなどの変化を捉えて、正しい数字を探っていきましょう。