玄関や引き戸に徘徊防止の鍵を取り付ける方法
認知症による一人歩き(徘徊)が原因の行方不明者は、報告があるだけで年間1.5万人に上り、認知症の方と同居しているなら対策は必須です。徘徊対策に効果的な玄関・窓・引き戸の鍵は、自分で取り付け可能な商品も多数あるので、種類や設置方法と合わせてご紹介します。
この記事の概要
解説する鍵取り付け
一人でもできる
手段
業者へ相談、自分で後付け
30分~ |
0円~ |
鍵を使って徘徊を防止する方法
徘徊防止のための鍵は、シリンダー錠やクレセント錠など複数の種類があります。玄関に鍵を設置するだけでは徘徊防止に不十分な可能性もあり、さまざまな対策を組み合わせることが重要です。
玄関や引き戸に鍵を取り付ける
玄関や勝手口に鍵を取り付けることは、徘徊対策の基本です。押し戸や引き戸・スライドドアなど、ドアの開け方に合った鍵を取り付ければ、徘徊防止だけでなく防犯効果も期待できて一石二鳥です。
徘徊防止用のドアロックを取り付ける
普通の防犯錠だけでなく、徘徊防止用のドアロックも選択肢に入ります。両面テープやネジで固定できる簡易的な鍵のほか、シリンダーごと交換するタイプ・ドアに穴を掘り込んで固定するタイプなど、設置方法はさまざまです。
窓に補助錠やクレセントカバーを取り付ける
玄関や勝手口に鍵を付けても、掃き出し窓から外に出られるのなら徘徊の危険性は変わりません。サッシはアルミなどの金属製が一般的なので、穴を開けずに固定できる補助錠・既存の鍵に被せるクレセントカバーがオススメです。
徘徊防止に効果的な鍵の種類
徘徊防止の鍵は、以下の4種類が主流です。これらの鍵を認知症の方が自分で解錠するのは難しいため、徘徊対策や子どものイタズラ防止・ペットの脱出防止にも人気です。
着脱式サムターン
内側から鍵を開け閉めするツマミを外せるのが、着脱式サムターンです。サムターンを外しておけば鍵が回せないというシンプルな構造で人気ですが、サムターン部分の管理や紛失には注意が必要です。
スマートロック
スマートフォンから遠隔施錠・解錠できるのがスマートロックです。スマホ本体やアプリにロックを掛けておけば、スマホが手に届いたとしても勝手に鍵を開けることはできないため、徘徊対策に効果的です。
両面シリンダー
ドアの外側と内側の両方に鍵穴があるのが両面シリンダーです。たとえ室内側にいたとしても、ドアを開けるためには鍵が必要なので、鍵を自分で持っておけばご家族の徘徊を予防できますね。
暗証番号式の鍵
鍵の紛失リスクが心配なら、暗証番号式の鍵がオススメです。ダイヤルやテンキー入力で暗証番号を入れると開く鍵で、鍵を失くすことはありませんが、暗証番号を知られてしまうと誰でも開錠できるので注意が必要です。
クレセントカバー
窓のクレセント錠は内側から回せば簡単に開きますが、クレセントカバーを被せれば、専用の鍵がないとクレセント錠を回せなくなります。焼き破りという手口を対策する防犯グッズですが、徘徊対策としても有効なアイテムです。
自分でも取り付けられる徘徊防止用の鍵4選
徘徊防止用の鍵を自分で設置するためには、特殊な工具や大掛かりな工事を避けたいものです。自分でも設置可能な徘徊防止錠の中から、鍵屋オススメの商品を厳選してご紹介します。
ガードロック「ひとりで出掛けないで」
ドアに金具を締めて固定できる鍵で、特殊な工具や穴開け不要で設置できる手軽さが魅力です。南京錠とダイヤルロックのどちらでも取り付けられるので、鍵を管理する人数や、ご家族の認知症の症状に応じて鍵を選ぶことが可能です。
日本ロックサービス「インサイドロック」
穴を開けてネジで固定するタイプの補助錠で、簡単には外れない頑丈さが強みです。木製ドアの他、アルミ製のドアやサッシにも対応できるようにドリルネジが付属しているので、DIY初心者でも難なく勝手口やサッシ窓に設置できます。
ノムラテック「ウインドロックZERO」
ドアに金具を締めて固定できる鍵で、特殊な工具や穴開け不要で設置できる手軽さが魅力です。南京錠とダイヤルロックのどちらでも取り付けられるので、鍵を管理する人数や、ご家族の認知症の症状に応じて鍵を選ぶことが可能です。
KAKEN「取替え用クレセント錠」
ドアに金具を締めて固定できる鍵で、特殊な工具や穴開け不要で設置できる手軽さが魅力です。南京錠とダイヤルロックのどちらでも取り付けられるので、鍵を管理する人数や、ご家族の認知症の症状に応じて鍵を選ぶことが可能です。
徘徊防止の鍵の取付方法・交換方法
大切な家族を守るため、玄関や窓・引き戸に鍵を取り付けることは重要です。徘徊防止の鍵の設置方法・交換方法について、種類別に解説します。
鍵屋に取り付けを依頼する
出張鍵屋に設置を依頼すれば、プロの手でスムーズに設置してくれるので安心です。レスキューインフォならオススメ商品をご提案しますので、費用の見積もりや鍵選びもフリーダイヤルでお気軽にご相談ください。
自分で鍵を取り付ける
自分で鍵を設置できれば業者に依頼するより安く上がるので、なるべく費用を抑えたい方にオススメです。鍵ごとに取り付け方法が異なるので、作業前に確認しておくと安心です。
両面テープ式の補助錠の取り付け方法
両面テープ式の補助錠は、まずドアや壁の貼り付ける位置を決めて、その部分の汚れやホコリを中性洗剤やクリーナーで落としましょう。貼り付け場所がきれいになったら補助錠をテープで固定し、開け閉めする動きで外れ落ちないよう押し付けておきます。
暗証番号式の鍵の取り付け方法
暗証番号錠は、既存の鍵の上から覆いかぶせて使うタイプと、既存の鍵と別の場所に固定するタイプがあります。取り付け方法は粘着テープ式の手軽なものや、穴を開けて固定するネジ式のものが多数ですが、暗証番号の管理には気を付けましょう。
スマートロックの取り付け方法
スマホから操作できるスマートロックは、今ある鍵に上から重ねる商品・今ある鍵の近くに固定する商品が主流です。ドライバーで古いシリンダーを外し、スマートロック対応のシリンダーに交換することでも設置できます。
着脱式サムターンの鍵に交換する方法
着脱式サムターンに交換するなら、フロントプレートとピンを外して古いサムターンを引き抜き、新しい着脱式サムターンに取り換える必要があります。ピンとフロントプレートを元に戻したら交換完了ですが、外したサムターンを無くさないよう要注意です。
両面シリンダー式の鍵に交換する方法
両面シリンダー式の鍵に換えるには、ドライバーでドア側面のプレートを外し、古いラッチケースを外します。新しいラッチケースとドアノブ・シリンダーをそれぞれ取り付けたら、ピンをドア側面から差し込んで固定し、最初に外したプレートを元に戻して完了です。
窓に補助錠を取り付ける方法
テープで固定する窓の補助錠は、テープを貼る前に設置場所を決め、雑巾で砂や汚れを落としておくのが長持ちのコツです。また、取り外せるタイプの補助錠なら、使用時にサッシの隙間に差し込むだけで問題なく、特別な取り付け作業は不要です。
クレセントカバーを取り付ける方法
粘着テープ式のクレセントカバーを設置するためには、クレセント錠に干渉しないよう、カバーの取り付け位置を確認しておきます。サッシの汚れを落としたら、テープでクレセントカバーを貼り付けるだけで取り付け完了です。
シリンダー式のクレセント錠に交換する方法
まず、既存のクレセント錠の上のネジをドライバーで外して、クレセント錠の上側が自由に動くようにします。この時、サッシの裏側にある板が外れて落ちると拾えなくなるので、上のネジは仮止めしておくのが重要です。次に、下のネジを外してクレセント錠を外したら、新しいクレセント錠を下のネジから固定します。最後に、上のネジでクレセント錠を固定したら交換完了です。
玄関や窓の鍵で徘徊防止して認知症の家族の安全を守りましょう
ここまで、徘徊防止の補助錠設置・鍵交換の方法を解説しました。徘徊防止用の鍵には様々な種類があるので、一軒家・マンションなどお住まいの住宅形態、認知症の程度によってもベストな商品が変わります。徘徊対策を熟知するレスキューインフォが、玄関・窓・引き戸にピッタリの鍵設置に駆け付けますので、24時間いつでもフリーダイヤルで費用の見積もり・出張をご依頼ください。



