2025/5/21 11:30

DIYで引き戸に鍵を後付け!穴開け不要で簡単に取り付ける方法も解説

引き戸に鍵を後付けする方法について解説

玄関や室内などで使用される引き戸。その引き戸に鍵を後付けする方法をご紹介します。

鍵を選ぶところから取り付けるところまでの一連や、穴開け不要と取り付けられる鍵のご紹介まで行いますので、参考になれば幸いです。

この記事の概要

解説する内容

後付け方法

対処法

自分で解決、鍵屋に依頼

時間の目安 費用の目安

10分~

0円~

引き戸に鍵を後付けする流れ

引き戸に鍵を後付けする流れ

引き戸に鍵を後付けする流れは

①付ける場所と鍵を選ぶ
②鍵を購入する
③後付け作業を行う
④動作確認となります。

業者に依頼する場合、②と③の作業は行わなくてもよいです。

もし、作業が難しいと感じた場合は、業者を使うと楽で確実に後付けできます。

引き戸の鍵の選び方

引き戸の鍵を選ぶ時は

①引き戸の種類から選ぶ
②鍵をどこから操作するのかで選ぶ
③後付けする方法から選ぶ

の3つから考えるのが良いです。

引き戸の種類から選ぶ

種類 イメージ オススメの鍵
片引き戸 片引き戸に鍵を後付け

・戸先錠

・表示錠

引き違い戸 引き違い戸に鍵を後付け

・戸先錠

・召し合わせ錠

両開き戸 両開き戸に鍵を後付け

・戸先錠

・掛金錠

ふすま ふすまに鍵を後付け

・貼り付け式の鍵

 

引き戸の種類によって後付けできる鍵の種類や場所、個数が変わります。

当てはまる引き戸の種類をご確認ください。

片引き戸

片引き戸に鍵を後付けする

1枚の引き戸が片方のみに開くタイプです。室内はもちろん、玄関などでも使われます。

トイレやお風呂は表示錠、部屋の片引き戸は戸先錠を後付けする事をおすすめします。

引き違い戸

引き違い戸に鍵を後付けする

引き違い戸は玄関でよく使われるドアです。

ドアとドアの重なる部分か、両端に鍵を後付けできます。オススメの後付けする鍵は戸先錠です。

両開き戸

両開き戸に鍵を後付けする

同じレールに2枚のドアがあるタイプの引き戸です。クローゼットなどで使われています。

両開き戸の場合は、戸先錠を使いましょう。ドアとドアが重なる部分に取り付けると、2つのドアが動かなくなります。

ふすま

ふすまに鍵を後付けする

ふすまに鍵を後付けする場合は、ネジで固定が難しいので両面テープで後付できる鍵を選びましょう。

他にも消しゴムや突っ張り棒で鍵の代用をする事が出来ます。

鍵をどこから操作するのかで選ぶ

鍵をどこから操作するのかで選ぶ

鍵の操作を内側からするか、外側からするか、両側からするかで選ぶことも出来ます。

片側から操作する鍵なら100均の商品で代用も可能です。後付け方法は最後にご紹介します。

引き戸に鍵を後付けする方法から選ぶ

引き戸に鍵を後付けする方法から選ぶ

しっかりとした鍵を後付けするには、引き戸に穴を開ける必要があります。

穴を開けない場合は、貼り付け式の鍵で代用できますが、突然の落下で鍵がかからなくなる、開かなくなるという事があります。

引き戸に後付けできるおすすめの鍵

種類 説明
穴開け不要の鍵

貼るだけで後付できる鍵です。室内の簡易的なロックとして使用可能です。

ビスで固定する鍵

ビスで固定する分、防犯性にも優れた簡易的な鍵です。

両面から操作できる鍵

1つの鍵で内側・外側両方から操作できる鍵です。

スマートロック

防犯性・利便性両方で高い効果を発揮する鍵です。

 

どの鍵を選べばよいのか分からない方へ、引き戸に後付けできるおすすめの鍵をご紹介します。

鍵の後付け方法ごとにご紹介しますので、後付けしたいものを見てみてください。

引き戸に穴開け不要で後付けできる鍵

穴開け不要で後付けできる鍵

穴開け不要で引き戸に後付けできるおすすめの鍵は、ノムラテック『鍵付スライドロック』です。

貼り付け式で簡単に後付できますが、外そうと思えば簡単に外せてしまうので、室内の簡易的なロックとして使いましょう。

引き戸に簡易的に後付けできる鍵

引き戸に簡易的に後付けできる鍵

簡易的に後付けできる鍵でおすすめなのが『インサイドロック』です。

ビスで固定するので、簡単には取れず外部からの侵入も防ぐことが可能です。後付け方法次第で、片引き戸、引き戸の内側・外側に使えます。

引き戸の両面から操作できる鍵

引き戸の両面から操作できる鍵

1つの鍵で内側外側両面から操作できるようにしたい場合は、アルファ『面付本締錠』がおすすめです。

鍵穴とサムターンが付いているので両面からロックの操作ができます。デッドボルトが鎌になっているので、片引き戸でも両開き戸でも引き違い戸でも使用可能です。

引き戸に後付けできるスマートロック

引き戸に後付けできるスマートロック

スマホや暗証番号、ICカードなどでロックを解除できるタイプの鍵です。引き戸に後付けする場合は『POPscan HOOK 3』をおすすめします。

暗証番号はもちろん、指紋認証でも解錠することができるので防犯性が高いです。

また、オートロック機能や不正解錠警報などもあるので、空き巣などに遭う確率も減らすことができます。

引き戸に後付けできる鍵を購入する方法

引き戸ドアのサイズを測る

取り付ける場所と鍵が決まったら購入に入ります。ただ、何も見ずに購入してしまうと失敗する可能性があります。

購入する前の確認事項や購入方法を解説しますので、購入する前にチェックしましょう。

引き戸ドアのサイズを測る

引き戸ドアのサイズを測る

ドアのサイズによって後付けできる鍵が変わります。

ドアの厚みが合っていればほとんどの鍵を後付けできます。他にストライクの取付位置、鍵の寸法、ドアノブと干渉しないかを確認しましょう。

引き戸の鍵を購入する場所

引き戸の鍵を購入する場所を決める

寸法を測ったらサイズに合う鍵を購入しましょう。ホームセンターや金物屋さんならすぐに鍵を購入できます。

インターネットなら豊富な在庫から様々な種類の鍵を購入できます。鍵は基本、返品交換不可なのでサイズ間違いには気を付けましょう。

DIYで引き戸に鍵を後付けする方法

ここからは自分で引き戸に鍵を後付けする方法を解説します。

①両面テープで後付けする鍵
②簡易的に後付けする鍵
③掛け金と南京錠を使う
④両面から操作できる鍵
⑤引き違い錠

の5つをご紹介しますので、気になるものがあればぜひ見てみてください。

両面テープで後付けする鍵

両面テープで引き戸に鍵を後付けするのは、賃貸住宅の方でも行える方法です。

取付も簡単ですが、はがれやすいので注意してください。

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簡易的に後付けする鍵

ネジなどで固定するタイプの鍵です。今回は『インサイドロック』を使います。

1鍵本体とストライクを取り付ける位置を決めます。鍵本体は壁に、ストライクはドアに取り付けます。デッドボルトがドアに対して垂直になる位置にしてください。

2取り付ける位置が決まったら、ネジの位置と枠の印をドアや壁に書きます。

取り付ける位置が決め、ネジの位置と枠の印をドアや壁に書きます

3ネジの下穴を開けます。

4鍵とストライクを取り付け、ネジで固定します。動作確認をして作業完了です。

下穴を開け、鍵をネジで固定します

室内側か室外側か、どっちに取り付けたいのか考えた上で取り付け作業を行ってください。

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掛け金と南京錠を使って引き戸に鍵を後付けする

掛け金と南京錠を使って、引き戸に鍵を後付けする方法です。ネジで穴を開けるので、賃貸には向いていません。

1掛け金を取り付ける場所を決め、印をつけます。

掛け金を取り付ける場所を決め、印をつけます

2印をつけた場所にキリなどで穴を少し開けておきます。

印をつけた場所にキリなどで穴を少し開けておきます

3掛金を取り付け、ネジで固定します。

掛金を取り付け、ネジで固定します

4動作確認をして大丈夫なら南京錠を付けて作業完了です。

動作確認をして大丈夫なら南京錠を付けて作業完了です 一覧へ戻る

引き戸の両面から操作できる鍵

室内側・室外側両方からロックを操作できる鍵を後付けする方法です。アルファ『面付本締錠』を使います。

1寸法を測り、鍵を取り付ける位置を決め、印をつけます。

寸法を測り、鍵を取り付ける位置を決め、印をつけます

2印をつけた通りに穴を開けます。

印をつけた通りに穴を開けます

3鍵を室内側から取り付け、ネジで固定します。

鍵を室内側から取り付け、ネジで固定します

4ストライクを取り付け、動作確認をしたら作業完了です。

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引き違い錠

引き違い戸の真ん中に取り付けることができる引き違い錠です。後付けの難易度は非常に高いので、業者に依頼するのが無難です。

1引き戸が閉まっている状態で寸法通りに印をつけます。

引き戸が閉まっている状態で寸法通りに印をつけます

2印の通りにドリルとヤスリを使って穴を開けます。

印の通りにドリルとヤスリを使って穴を開けます

3室外側の部品、室内側の部品の順に取り付けます。この時は仮止めにします。

室外側の部品、室内側の部品の順に取り付けます

4鍵を操作した時にしっかりとかかる位置を確認し、そこでネジの本締めを行います。動作確認をして作業完了です。

鍵を操作した時にしっかりとかかる位置を確認し、そこでネジの本締めを行います
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引き戸の鍵を後付けするのにかかる費用

引き戸に鍵を後付けする費用

自分で引き戸に鍵を後付けする費用は、鍵によりますが10,000円程で後付できます。

業者に依頼する場合は、プラスで作業料がかかります。穴開けから鍵の操作方法まですべてを行ってくれるのでおすすめです。

ふすまにロックをかける方法

使う道具 説明
突っ張り棒

ふすまに簡単に鍵を付けることが出来ます。

消しゴム

上下のレールに差し込めば鍵の代わりになります。

補助錠を貼る

補助錠を貼る事でふすまが開かなくなります。

鍵の後付け

鍵屋に依頼することで本格的な鍵を付けられます。

 

ふすまに鍵を取り付けるのは難しいので、ロックをかける方法をご紹介します。

やり方次第では開けられなくすることもできるので、ぜひ試してみてください。

突っ張り棒を使う

突っ張り棒を使う

突っ張り棒を使えば、ふすまをロックすることができます。

突っ張り棒を引き戸に後付けしていれば、外側から開かなくなります。

消しゴムを使う

消しゴムを使う

ふすまの上のレールに消しゴムを入れてロックする方法です。

力いっぱい開けられると、消しゴムが落下する事があるので、簡易的な鍵として利用しましょう。

穴開け不要の補助鍵を付ける

穴開け不要の補助鍵を付ける

両面テープで取り付けるタイプの補助鍵でロックする方法です。

ロックをかけたい側に補助鍵を取り付け、ふすまが動かないようにします。

穴を開けて鍵を後付けする

ふすまや壁に穴を開けて鍵を後付けする方法です。

枠の強度などの問題から貼り付け式の鍵をおすすめしていますが、本格的な鍵を後付けしたい場合は、難易度が高いため鍵屋に依頼しましょう。

      
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著者/レスキューインフォ 編集部

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鍵紛失、鍵交換、トイレのつまりから水漏れなど様々なトラブルを解決するレスキューインフォ。

レスキューインフォでは、鍵や水道の生活トラブルを自分で解消する方法もご紹介。数多くのご相談と作業経験を元に最適なアドバイスをお届けします。

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