2024/1/24 12:00

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インターホンやポストに残されたポストマーキングの意味や対処法

あなたの家は大丈夫?危険なポストマーキングの意味や対処法

ポストマーキングの意味を理解して防犯対策を強化しましょう

「郵便ポストに見慣れないマークが書いてあるけど、何だろう?」と思ったら、それは空き巣犯や訪問販売員が残すポストマーキングかもしれません。

自宅のポストやインターフォンは、普段まじまじと見る機会が少なく、ポストマーキングには気が付きにくいもの。しかしそのマークは、空き巣犯が下調べに訪れた証拠である可能性があります。いわば「犯罪の予兆」かもしれないので、早期に対処することが何よりも大切です。

そこで本ページでは、ポストマーキングの具体的な意味や、見つけた時にするべき処置をご紹介。また、住宅の防犯対策についても鍵の専門家が解説します。大切な家族や自分の暮らしを守るため、ポストマーキングへの警戒心を高めておきましょう!

ポストマーキングとは?

ポストマーキングとは?

玄関先に残されている危険があるポストマーキング。

そもそも、そんなマークは誰が残したのでしょうか?そして目的は何でしょうか? ポストマーキングを見つけた時の対策をご紹介する前に、このような基本事項について確認しましょう。

訪問販売員が営業に訪れたときに残すポストマーキング

まず、営業に訪れた販売員がマークを残した可能性があります。

販売員が書き記したマークは、その住宅に暮らす人の

  • ・在宅時間
  • ・家族構成
  • ・契約の見込みの有無

などの情報を記していると考えられます。契約の見込みがないのにわざわざ訪問しても、販売員にとっては時間の無駄。営業の効率化を図る目的で、ポストなどにマークを残していると思われます。

しかし、どれだけ小さなマークであっても落書きには変わりないもの。落書きはれっきとした犯罪行為なので、器物損壊等罪や建造物損壊罪・迷惑防止条例違反などに問われる可能性があります。

空き巣犯が住宅を下見した時に付けるポストマーキング

空き巣犯が住宅を下見した時に付けるポストマーキング

訪問販売員以外に、空き巣犯がマークを残した可能性もあります。

空き巣犯の中には、入念に下見してから実行に及ぶ犯人も。あらかじめマーキングすることで、犯行の成功率を高めていると考えられるのです。

つまり、ポストに残されたマークは空き巣犯のターゲットになっている証拠。「ほんの小さな落書きだから、放っておいても大丈夫だよね?」と油断するのは禁物なのです。

グループ内で情報共有するためにマークを付ける場合もある

マーキングは、販売員や空き巣犯が個人的に残している場合だけではありません。 同一エリアを担当している販売員や、グループで犯行に及んでいる空き巣犯が、情報共有のためにマークを残す可能性もあります。

特に空き巣グループの場合、チャットアプリやメールを使用して情報共有すると、一人が捕まった際にグループ全体が一網打尽となるリスクがあります。インターネットが発達した現在でも、このような事態を恐れてポストマーキングを続けている背景があると考えられます。

ポストマーキングされやすい場所

ここまで、ポストマーキングの基礎知識をご紹介しました。

「ポスト」という名称が付けられていますが、マーキングされやすい場所はさまざま。そこで次に、マーキングが残されやすい場所について解説します。

郵便ポスト

郵便ポスト

マーキングが多く残されやすいのは、やはり郵便ポストです。

自宅のポストは、内側から投函物を確認する機会があっても、自ら外側から投函する機会はほとんどないもの。マークを残しても住人は気が付きにくいことが指摘されています。

また、ポストに投函する人は、ポストに近付いても何ら違和感がありません。新聞配達員や郵便局員・宅配業者などを装えば、自然にポストへ接近できることも、マーキングが残されやすい理由のひとつです。

表札やインターフォン

表札やインターフォン

郵便ポストと同様に、表札やインターフォンにもマークが残されやすいです。 ご自宅の表札やインターフォンを、最後にまじまじと見つめたのはいつでしょうか?わざわざ自宅の表札を確認することも、インターフォンを押して帰宅することも、自分の家となると滅多にないものです。

正面からは見えにくいように、表札やインターフォンの側面にマークを残されていることがあるので、一度確認しておきましょう。

玄関ドア

玄関ドア

集合住宅では特に、玄関ドアそのものにマークが記されていることもあります。 子どものイタズラ書きやドアの汚れに紛れ、見えにくくなっているケースもありますが、空き巣犯や販売員がマークで情報を共有しているかもしれません。

しかし、玄関ドアの近くに立っている人がいると、それだけで怪しまれる可能性が高まります。そのため、ポストやインターフォン・表札と比べると、マークが残されることは少ない模様です。

ガスメーターや電気メーター

ガスメーターや電気メーター

ガスメーターや電気メーターも日ごろから目にすることが少なく、マークがあっても気付きにくいため要注意です。マークを残そうとする空き巣犯が、点検に訪れた検針員との見分けが付きにくいことも危険なポイントです。

ご自宅のガスメーターや電気メーターが目に付くところにあれば、定期的に確認しておきましょう。万が一、メーター機器に不審なマークがあったら、後述する方法で対処しておくことがオススメです。

ポストマーキングの意味の例

「ポストに謎のマークがあったけど、その意味が気になる!」という方もいらっしゃるでしょう。

そこで本項目で、ポストマーキングの文字の意味をご紹介します。 なお紹介するのは、全国的に主流とされている文字に限ります。地域やグループによって差があるため、あくまでも参考としてご覧ください。

家族構成に関するもの

家族構成に関するもの

まず、家族構成に関する文字です。どのような方が住んでいるかは、空き巣犯にとって重要な情報のため、マーキングで共有されることがあります。

M→男性

男性が暮らしていることはManの「M」を取って表します。

特に会社員の男性は、平日の昼間を不在にしている方が多数。その時間を狙って住宅に侵入すると、空き巣が成功しやすいというヒントになります。

W→女性

女性が暮らしていることはWomanの「W」で表します。

室内にブランド品のバッグや時計・貴金属がある可能性もあるので、これらの金品を狙った犯行に及ばれる危険があります。

F→家族

家族で暮らす家庭はFamilyの頭文字である「F」で表します。

家を空けている時間が読みにくいので、空き巣犯はさらに下見を繰り返すことになります。 また、無施錠のドアが狙われる可能性があるため、在宅時にも施錠するように注意しましょう。

S→独身

一人暮らしや独身の方はSingleを取って「S」で表します。

生活スタイルや帰宅時間などを把握されると、空き巣犯から狙われやすいため要注意。防犯対策を強化するとともに、金品の管理を徹底することで、被害に遭わないように気を付けましょう。

K・赤→子供・赤ちゃん

子どもが暮らす住宅はKidsの「K」で表します。

また、幼児の場合には「赤」の文字で表すのが一般的です。日中の外出時や夜間を狙った犯行が想定されるため、どこにいても常時施錠するようにしなければなりません。

学→学生

学生が暮らす住宅には「学」の文字が記されていることがあります。

お子様が鍵を忘れて外出した時のため、ポストの中や植木鉢の下で鍵を管理する方がいらっしゃるようですが、空き巣犯にとっては格好の餌食になりかねません。鍵は必ず、1人1本を自分で管理することを徹底しましょう。

時間に関するもの

時間に関するもの

次に、時間に関する文字です。

住人の家族構成と同様に、その家が留守にしがちな時間帯は、空き巣犯が欲している情報です。これらのマークを見つけた時には、生活リズムを把握されている恐れがあるので気を付けましょう。

SS→土日

「SS」は、土曜日と日曜日を示すSaturdayとSundayの頭文字です。

住人が、土日休みのために在宅している可能性があると「SS×」と表記されることがあります。このような住宅では、平日の日中を空き巣犯に狙われることがあります。また、自動車・自転車がないので不在と判明している土日にも注意が必要です。

数字(例:09~18)→不在の時間

数字を用いて、留守の時間を示していることがあります。

たとえば「09~18○」と記されていると、朝9時から夕方6時までは、住人が外出していることが多いことを表しています。この時間を狙えば侵入しやすいということが、空き巣犯の間で情報共有されている恐れがあります。

その他

その他

最後に、それ以外の文字や記号の例です。

これまでに紹介した文字と、以下の文字や記号を組み合わせることで、家族構成や在宅時間について巧みなメッセージを残しています。

数字(例:20~30)→年齢

数字は、不在時間を示す以外に、住人の年齢層を示していることがあります。

若年層であれば日中に外出している可能性が高かったり、反対に高齢者であれば室内に金品を保管している可能性が考えられたりします。住人の年齢層の情報も、空き巣犯にとっては貴重なヒントになるのです。

○→侵入しやすい

「○」は主に、その住宅には侵入しやすいことを示す記号です。

単体でも用いられるほか、家族構成や時間の表記と組み合わされることもあります。 たとえば「W20 SS○」と表記されていれば「20代女性が暮らしていて土日は不在にしている(侵入しやすい)」ことが分かります。

×→侵入しにくい

反対に「×」は侵入しにくいことを示しています。

番犬を飼っていたり、防犯意識が高かったりする住宅は、空き巣犯から敬遠されます。そして、このような住宅には×印が書かれていることがあります。

空き巣犯からのターゲットからは外れていることが分かりますが、×マークも念のため消しておいた方がよいでしょう。

ル→留守

カタカナで「ル」と記されているのは、留守であることを表します。

時間帯と合わせて「12~15ル」のような形で用いられることの多いマークです。空き巣は、外出中を狙って犯行に及ぶことが多いため、このような情報を仲間内で共有することが少なくありません。

色の異なるシールでマーキングする場合もある

色の異なるシールでマーキングする場合もある

文字を記すマーキング以外の方法として、ポストや表札に小さなシールを貼るケースもあります。

色の異なるシールを貼って意味を表現しており、その意味は空き巣集団ごとに異なっています。身に覚えのないシールが貼られていたら、早目にはがしておくのがオススメです。

ポストマーキングを見つけたらどうすればいい?

ここまで、ポストマーキングの文字の意味を紹介しました。

空き巣犯が下見に訪れた可能性があるため、マーキングを残しておくのは得策ではありません。そこで、ここからはマーキングを見つけた時の対処法を紹介します。

除光液や補修材を使ってマークを消す

除光液や補修材を使ってマークを消す

マーキングに気が付いたら、とにかく早く消すことがオススメです。

油性ペンのマークなら、落書き落とし剤を吹きかければ消すことができます。落書き落とし剤がなければ、除光液を掛けて拭き取ることで対処できます。

また、もしも表札やポストの表面が削れてしまっていたら、補修材を薄く塗ることでマークの跡を消しておきましょう。

もちろん手間はかかりますが、空き巣の被害に遭う可能性を少しでも減らせるのなら、手を打っておくに越したことはありません。

防犯対策を強化する

被害には遭っていないとしても、マークが残っているということは、自宅に空き巣犯が訪れた可能性があるということです。「不審者が自宅を狙っている・・・」という事実は、それだけでなんだか不安になるものではありませんか?

マークを消した後でするべきことは、ズバリ防犯対策です! 防犯対策されている住宅は、それだけで空き巣のターゲットになる確率が下がります。また、きちんと対策してあれば、万が一侵入されそうになっても、犯行を未然に防げるかもしれません。

空き巣被害に遭わないようにするため、防犯対策を強化しておきましょう。具体的な対策については、次の項目でご紹介します。

住宅の防犯対策を強化する方法

空き巣被害を未然に防ぐために大切なのが防犯対策です。

しかし「どんな対策をすればいいのか分からない!」という方も少なくありません。そこで、防犯対策の具体例をご紹介します。

防犯カメラを設置する

防犯カメラを設置する

防犯対策として効果的なのが、防犯カメラの設置です。

玄関や窓の周辺など、空き巣犯が侵入する可能性のある経路にカメラを向けておけば、犯行を抑止できるかもしれません。もちろん、撮影された映像は、犯人の逮捕につながる重要な証拠になります。郵便受けや表札を撮影しておけば、ポストマーキングを残した犯人の手がかりを掴めるかもしれませんね。

レスキューインフォでは、防犯カメラの設置に関するご相談も承っております。リーズナブルな価格で設置できるカメラも取り揃えておりますので、フリーダイヤルでお気軽にご相談ください!

センサーライトを設置する

センサーライトを設置する

空き巣犯は、周囲からの視線をひどく嫌うものです。

そのため、夜間を狙って犯行に及ぶこともありますが、人の動きに反応して光るセンサーライトを設置することも有効でしょう。

センサーライトは、防犯カメラと比べると安い費用で設置できることが魅力です。また、自分自身が通るときにも、暗闇をライトで照らしてくれると案外便利なもの。お手軽ながら、防犯面以外にもメリットがあるので、センサーライトの設置はオススメできます。

庭に砂利を敷く

庭に砂利を敷く

戸建住宅や、集合住宅の1階に暮らす方は、ご自宅の周囲に庭があるかもしれません。庭からの侵入を防ぐためには、砂利を敷いておくのも効果的です。

庭に敷いた砂利の上を歩くと、ザクザクと音がします。空き巣犯は人目を嫌うので、この音を聞きつけられることを避け、侵入を諦めるかもしれません。

同様に、目隠しとなる植木や柵は、空き巣犯が身を隠す場所に使われる恐れがあります。余計な植木や柵はどかして、空き巣犯にとって「入りにくい」家にすることを意識しましょう。

窓に防犯フィルムを貼る

窓に防犯フィルムを貼る

窓ガラスを割って侵入されることを防ぐため、窓を防犯ガラスに交換するのもオススメです。しかし、防犯ガラスへの交換は数十万円ほど掛かり、費用面であまり現実的ではありません。

窓の内側に貼るタイプの防犯フィルムは、安価ながらも、防犯ガラスと同様の効果を得られます。防犯効果があるだけでなく、UVカット効果・目隠し効果もある商品が販売されているので、貼っておくだけでまさに一石二鳥です。

玄関の鍵を交換する

玄関の鍵を交換する

空き巣犯は怪しまれないように、玄関ドアから侵入することもあります。

古い玄関ドアには、ピッキング耐性の低いディスクシリンダーキーが付けられていることがあります。この鍵は、特殊な工具と技術があれば数分で開けられてしまうため、すぐにでも新しい鍵に交換しておかないと危険です。

レスキューインフォでは、玄関の鍵交換も承ります。ピッキングでは開錠できない最新の鍵に取り換えて、高い防犯性を手に入れましょう。

レスキューインフォが住宅の防犯対策もサポートします!

ここまで、ポストマーキングの意味や危険性についてご紹介しました。 空き巣被害を防ぐためにも、マーキングは早めに消しておくとともに、防犯対策を強化しておくことが大切です。

レスキューインフォでは、防犯対策のご相談も24時間体制で承っております。防犯対策の専門家がすぐに駆け付け、お住まいの環境やこれまでの空き巣事例を踏まえて、ベストな対策をサポート。

出張のご依頼・作業内容のご相談なら、いつでもフリーダイヤルまでどうぞ!

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