玄関のスマートキーはリレーアタックの危険性あり?車の鍵の対策なども解説

車の窃盗手段として知られるリレーアタック。玄関の鍵がスマートキーだった場合、リレーアタックによる空き巣被害にあってしまうのでしょうか。
今回は玄関のスマートキーがリレーアタックに遭うかどうか解説します。また、車のスマートキーを玄関に置く危険性や対策についても解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事の概要
解説する対策
一人でもできる
手段
道具を使う、機能を活用する
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5分~ |
0円~ |
目次
リレーアタックのやり方

リレーアタックは、スマートキーから発せられる微弱な電波を特殊な機械で増幅させ、キーから離れた場所にある車を盗む手口です。
リレーアタックができる距離

リレーアタックができる距離は大体10mほどと言われています。しかし、人数や機械を増やせば、中継点が増えるのでいくらでも距離を延ばすことが可能です。おそらく、100m以上でも被害に遭うことも考えられます。
玄関のスマートキーはリレーアタックには遭わない
玄関のスマートキーがリレーアタックに遭う事はありません。玄関のスマートキーを開発しているYKK APとLIXILが被害が発生しない理由について解説しています。
YKK APの場合

YKK APのスマートキーはドアやリモコンのボタンを押さないと電波を発しません。持ち歩いている時や家に置いてある時は電波を発しないので、リレーアタックの被害には遭いません。
電波を発している状態で室内に鍵が置いてあっても、置き忘れ防止機能があるおかげで、リレーアタックの被害を防ぐことができます。
LIXILの場合

LIXILのスマートキーは、ボタンを押さないと電波を発しないシステムを採用しています。ボタンを押さない限り、家の中に置いておいたり、持ち歩いたりしていてもリレーアタックには遭いません。
スマートフォンで開ける場合も、アメリカの通信規格であるAES暗号方式を採用しているので、ハッキングなどによる不正解錠も防ぐことができます。
玄関に車のスマートキーを置くと危険

YKK APやLIXILの鍵は玄関の近くに置いていてもリレーアタックの被害には遭いません。
しかし、車の鍵は常に電波を発しているため、玄関などに置いておくとリレーアタックの被害に遭う可能性が高くなります。
簡単にできる玄関のリレーアタック対策
対策 | イメージ | 解決方法 | 必要な道具 |
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アルミ缶に入れる | ![]() |
アルミ缶に入れることで電波を遮断できます。 | ・アルミ缶 |
アルミホイルで巻く | ![]() |
アルミホイルで鍵を巻くと電波を遮断出来ます。 | ・アルミホイル |
電波遮断キーケースに入れる | ![]() |
見た目もよく電波を遮断する事が出来ます。 | ・キーケース |
節電モードにする | ![]() |
スマートキーを節電モードにすることで電波を発しなくなります。 | ・なし |
リレーアタックに遭わないための対策をご紹介します。車はもちろん、玄関(家)のスマートキーでも行うと安心です。
アルミ缶ケースに入れる

アルミ缶ケースにスマートキーを入れることで、鍵が玄関にあっても電波を遮断することが出来ます。
専用の缶ではなく、クッキーなどのもので大丈夫です。
アルミホイルで巻く

アルミホイルでスマートキーを巻くと、電波を遮断することが出来るのでリレーアタックを防げます。
実際に巻いて、車を開錠出来なければその厚さで大丈夫です。
電波を遮断するキーケースに入れる
電波を遮断するキーケースに入れることで、見た目もよくリレーアタックを防ぐことが出来ます。
デザインも豊富なので、お好みのものを選ぶことが出来ます。
節電モードにする

スマートキーには節電モードが搭載されています。
節電モードを活用することで、不正開錠も電池の消費も抑えられる優れた機能です。
スマートキーのリレーアタック対策で玄関や車を守ろう
リレーアタックは現在も無くなっていない窃盗手段です。
玄関は被害に遭わないとしても、車は盗まれてしまうので、しっかりと対策を講じましょう。